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2021年度 第5回 干潟観察会

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広島干潟生物研究会主催の「第3回干潟観察会」が猿猴川河口で行われました。(第2回は緊急事態宣言のなか、中止しました。)

 

市内陸地部で自然護岸がかろうじて残る3か所のうちのひとつであり、貴重な場所です。

 

広島市民として、ぜひ知っておいてほしい場所ですので、毎年ここを観察地として入れています。

申込者数は126名で、欠席が4名、当日急遽参加が6名ありましたので、差し引き、128名の大所帯となりました。

今回は広々とした場所ですのでグループに分けず、思い思いに生きものたちと触れ合ってもらいました。

 

普段水中に没しているマツダ大橋の橋脚ですが、今日の最低潮位が7㎝と低く、歩いて周回することができました。

 

後日、この付近を通った時に、あの橋脚を歩いて回ったという記憶がよみがえり、改めて今日の潮の低さを認識することになるでしょう。

イボニシが、黄色い卵のうを岩肌に産み付けていました。その他、アラムシロがカキの匂いに集まってくる様子や、スナガニの取り方なども、観察してもらいました。

わずか1時間半でしたが、そのあいだに、たくさんの生きものたちがいることを実感してもらえました。

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